About

最初に惹かれたのは、本やネットで見たヘレニズム時代のジュエリーです。

デザインそのものというよりも、そこから立ち上る気配に心を掴まれました。背景にある時代や文化を想起させる、神秘的な佇まい。
同じ感覚を持つものを探し続ける中で辿り着いたのが、Hans HansenやGeorg Jensenといったデンマークのビンテージジュエリーでした。過去のものだからこそ当時の背景を想像させ、現代では生まれないデザインが持つ妖艶さ。そうした感覚に惹かれ続けてきました。

アクセサリーは、洋服と違って必須のものではありません。だからこそ身につけることには最初、違和感がありました。振り返れば、その正体は「自分がアクセサリーに負けていること」だったのだと思います。

アクセサリーを身につけるということは、それに見合う自分になるということ。そしてある時から、アクセサリーと自分自身との相乗効果で、少しずつ自信がもたらされていく感覚がありました。

Arpheで扱うひとつひとつのジュエリーは、どれも一点もののビンテージです。誰かにとっての「自分を前に進めてくれる一点」になればと思いながら、時間をかけて選んでいます。